Feel it
マダ足リナイ… マダ聞キタイ… 「くっ…あっ…」 腰を激しく打ち付ける前では最愛の弟分が喘いでいる。 「ん…っ…あに…ぃ」 少し切なく俺を呼ぶ。 「松岡…」 俺が名前を呼ぶ度泣きそうな瞳で応える。 「っ…あぅ…んっ」 悩ましい腰つきで俺の方が持ってイかれそうになる。 「はぁ…あん」 一層喘ぎ声が大きくなる。 「んっ…も…ダメ…」 俺の腕を掴み、イかせてくれと強請る。 「焦るなよ…」 焦らすようにゆっくりと腰を動かす。 「ふぁ…んっ…くっ」 我慢出来ないらしく、自ら腰を動かし始める。 「淫乱…」 口角を上げて呟く。 しかし、松岡の耳には届かないのか…はたまた、それすらも快感なのか… 松岡の動きが止まることはない。 「あっ…んっ…あにぃっ」 「何?」 「あに…もっと…」 「『もっと』何?」 分かっていながらわざと問う。 「もっと…」 「うん?」 「もっと…シて…」 指を伸ばし俺の頬に触れる。 「何を?」 普段強気な松岡が本能に屈するこの瞬間が凄く好きだ。 「あにぃので…もっと…」 もどかしさから涙を流す。 「あに…お願い…もっと…シて」 「そこまで云われたら…」 そい云って微笑い、腰を思い切り突き上げる。 「ふっ…くっぁ」 呆気なく欲望を吐き出した。 「早ぇ…。俺、まだなんだけど…」 「ご…ごめん///」 「シてくれるよね?」 「う…あぁ…」 照れて目を泳がす。 「松岡…可愛い」 柔らかい髪を撫でてやる。 「ん…」 嬉しそうに目を細める。 軽く目を伏せ、俺のモノをくわえる松岡。 「その顔…エロい」 ポツリと呟き優しく頬に触れる。 「っ…」 「すげーそそる」 「ばか…」 さっきとは打って変わって俺の言葉ひとつひとつに反応を示す。 「口、止まってるぞ?」 「っ///」 「っ…くっ…はぁ…」 「はぁ…んっくっ…」 必死に俺のモノをくわえる。 「まっ…おか」 「ふぁひ(何)?」 挑発的に俺を見上げる。 「くわえたまま喋んな…」 「ん…」 無理やり引き剥がすと糸を引いた。 「あに…おっき…」 そっと手を触れ意地悪く微笑う。 「ばか」 「ん」 和やかな空気も束の間。 ぐるりと視界が反転した。 「さっきのお返しね☆」 俺に跨った松岡が微笑った。 「っ…はぁ」 「あにぃエロい」 「ばっ…あぁっ」 「やべぇそそる」 仕返しというだけあって執拗に攻める。 「っく…はっ…ぁ」 「イきそ?」 「ぅ…ぁ…」 頭の中が真っ白になった。 「あにぃやべぇよ」 どうやら松岡の口内に出したらしい。 口の端から零れた俺の欲望を厭らしく舐める。 「俺のがやべぇ」 マダマダマダ 終ワリハ無イヨ…